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研修レポート

2020年6月21日
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解決策は、みなさんが持っています

2019年までは、外部の研修会社が行う研修は、
ディスカッションやグループワーク中心の参加型研修が一般的でした。
座席はグループ形式。この場合の講師は、『知識を付与する先生』というより、
『ファシリテーター』としての役割が出来ることが求められていました。

知識付与型ではなく、なぜディスカッション形式が主流だったのか。
これはインターネットの台頭が大きく影響しています。

『google先生』と呼ばれるように、インターネットには情報があふれていて
調べればある程度の答えを知ることはできます。(正しいとは限りません)

会社でしっかりと仕事をしている方々は、基本的に真面目で学習意欲も高い。
このような方々は、疑問があると、まずネットから情報収集。
調べて、そして専門書を読むと、その分野の基本知識はある程度、体得することができます。
仕事へ活用、反映することも難しくない。

このような流れが確立しつつある今、研修会社としては何を提供すべきか。
それは、『自分の知識を磨く場、客観的に捉える場、他の人の考えを聴く場の提供』と私は考えています。

今の研修後のアンケートで多い感想は
「意見交換を通して、いろいろな考えを知ることができてよかった。仕事に活かします」。

「ネットの答えでも、専門書にある答えでも、この現場では使えない!」
このような場合に、研修を活用することができるということです。

同じ種類の悩みを抱えている人と、情報共有やディスカッションすると、
抱えている問題の道筋が見えてくることが多々あります。

現場での問題解決は、現場を良く知っているみなさんが解決できる。

私たちは、解決の“ヒント”を数多く提供することを目指しています。