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研修レポート

2020年8月3日
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ワーキングマザーのためのキャリアアップ ポイント➂強みを磨く

ワーキングマザーのキャリアアップについて、お伝えしてきました。

キャリアアップのポイントの3つは
➀公私ともに人脈を広げる ➁自分の強みの把握 ➂強みを磨く。

今日は、➂強みを磨くについて。

自分の強みつまり、他人と比べて上手・早い・正確!にできることは
自分の強み=自分の得意分野です。

「○○については、よく褒められるから
 どうやら、これは私の強みらしい」と自覚し
「さらに磨いてピカピカにして、私の武器にしたい!」と思えたら
It's time! 投資の時間です。
投資の時間とは、○○について学び・練習・習う時間ということです。

私の場合、若い頃には全く気付かなかった、自分の得意?らしい
『人前で話す』という武器を磨いた時期があります。
実際にプロから教わった1つは、声
ヴォイストレーニングを受けていました。

ヴォイストレーニングには2年近く通いましたが
ここでは、7時間近く話せる”声のスタミナ”と
”伝わりやすい声”について学びました。

講師業は、「話す内容」だけでなく、受講者が聞きとりやすい”声”で伝えることも重要です。
”受講者に届く声”、これを私は目指しました。

声は体調と精神状況に大きく左右されます。
ここでのトレーニングから、自分自身のケアにも注意を払えるようになりました。

「これは磨いて、自分の強みにしたい!」と思った時が、その時だと思います。
自分に投資の始まり!ということで
磨くための時間とお金をかけていただくことを、お勧めします。
通う余裕がないのであれば、専門書を読むことからでもOKです。

磨きたい内容について、『時間をかけること』が大切です。

2020年7月22日
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ワーキングマザーのキャリアアップ ポイント➁自分の強みの把握

今回は、前回の続きです。
➁自分の強みの把握について。 

『自分の強み』を把握する。

キャリアデザインの研修では、必ずと言っていいほど触れる内容です。
自分の強みを自分で見つけることは、とても難しいのですが、
大きなヒントとなるのが一緒に仕事をしている、第三者の意見です。
第三者の意見とは、上司や先輩・同僚・後輩そして
時にはお客様からのご意見のことです。

「あなたの・・・は、上手だよね」
「あなたの・・・は、早くて、ミスがないよね」
「あなたの・・・は、わかりやすくて見やすいよね」
「あなたの・・・は、評判がいいよ」
「あなたの・・・を、部長がほめてたよ」 など。

あなたの後ろにくる「・・・」に入る内容が、あなたの強みであることが多いようです。

例えば
「あなたのプレゼンテーションは、上手だよね」
「あなたの議事録は、早くて、ミスがないよね」
「あなたの資料は、わかりやすくて見やすいよね」
「あなたの後輩指導は、評判がいいよ」
「あなたの会議の司会進行を、部長がほめてたよ」 など。

これらの言葉を発言している人は、他の人と比較して気付いたことを
あなたに伝えていることがほとんどです。

褒められるとつい、「いえいえ、そんなことないです・・・」と謙遜してしまうのが日本人。
謙遜も悪くないですが、「ありがとうございます!」とさわやかにお礼で締めくくり
心の中で、「自分は・・・が強みらしい」と受け入れる。

この繰り返しで、『自分の強み』を増やしていくことができます。

2020年7月12日
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ワーキングマザーのキャリアアップ ポイント➀公私ともに人脈を広げる

前回、ママのキャリアアップのためのポイントを3つ挙げました。
➀公私ともに人脈を広げる ➁自分の強みの把握 ➂強みを磨く 
今日は、➀公私ともに人脈を広げる、特に私(プライベート)について。

プライベートの人脈が豊かになると、仕事では会えない種類(⁉)の人と出会えます。

このような自分にとっての“新しい人”とたくさん話すと
新しい考え方や価値観を知ることになり、自分の考え方や価値観が広がります。
自分の考え方や価値観が広がると
対応力UP! そしてイラッとすることが減ります。
「信じられなーい!」と言って激怒することが少なくなり
「そういう人もいるよね」とさらっとかわせるようになる(笑)

ちょっとのことでは動じなくなります。

プライベートの人脈で代表的なものは、学生時代からの友人ですが
新しく始めたお稽古や教室、レッスン、セミナー等も
これまでとは一味違う人との出会いの場になります。

利害関係がない分、自分のありのままを出せるので
気を遣いすぎることもない。
リラックスした状態でお付き合いできるので
余計なストレスを抱えることもない。

最後に、やはり仕事に戻ってしまいますが
自分の価値観や考え方を広げておくと、仕事に役立ちます。
私の場合、料理教室の先生がご高齢(84歳)なのですが
先生と話す機会が多くなってから、仕事で出会う年齢の高い方と
楽しく会話が出来るようになりました。

日頃から高齢の先生と話しているので、慣れた。
ただ、それだけだと思っています。

おまけ^^です。
子どもがいると逃げられないのが、PTA。
PTAの役員を経験して痛感したことは
「世の中にはいろんな人がいる」
仕事の人間関係以上に!!!
複雑な人間模様を学べます。

ご興味があれば、PTAもぜひ。

2020年7月2日
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ワーキングマザーの悩みの変化 ~家庭との両立からキャリアアップへ

「あせらなくていいのよ。今できることを、一つひとつ丁寧に」

私が30代の時、50代の経営者(女性)によく言われた言葉です。
私が自分のキャリア、これからの仕事の方向性で悩んでいた時に頂いたアドバイス。
母からも同じことを言われた記憶もあります。

50代になった今、この「あせらない」が正しかったことを実感しています。
そして今、若い方へ「あせらなくていい」と伝えている自分がいます。

お子さまが小学生低学年くらいまでは
ママは子どものことと目の前の仕事をこなすだけで手一杯。
でも、この『日々の生活をこなす』ことが
ママのタイムマネジメント力をぐんぐん高めているのです。

女性のキャリアデザイン研修について、7年前くらいから私は携わっています。
女性活躍推進の話が急激に進む少し前あたりからです。

女性のキャリアでの悩みについて、以前は『家庭と仕事の両立』が圧倒的でした。
しかし、この1~2年は「子育て中だけど、キャリアアップしたい!」
さらに「具体的に今、何をすべき?」という悩みにswitch、転換しています。

この理由はいくつかありますが、大きな要因の一つとして
今の子育て世代のパパが、子育てと家事に協力的で
ママの負担がいくらか軽くなったこと。
結果、ママが「人生100年時代だし、キャリアアップしたいけど、どうする?」と
具体的に考える時間が増えたようです。

子どもが大きくになるにつれ、自分の時間は少しずつ確保できるようになります。
子どもとの関わり方の考え方によって差はありますが
子どもが中学生になったあたりから、「自分の時間が戻ってきた」感覚を持ちます。

「子どもが中学になるまで、待てない!」という方も多いので
子育て中に進めておくと良いキャリアアップのためのポイントは次の3つです。

➀公私ともに人脈を広げる ➁自分の強みの把握 ➂強みを磨く 

次回、詳しく説明いたしますが
お子様が小さい時、まずは「あせらない」を忘れずに。