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研修レポート

2025年4月20日
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2025年度新人研修を登壇して

今年の4月の新人研修がひと段落しました。今年の新人研修事情についてレポートいたします。

昨年までとの大きな違いとしては
外国籍新人が急増。
国籍はアジアを中心に、中国・韓国・ベトナム・ミャンマー・インドなど。
欧米の方もいらっしゃいました。
日本語で受講されていましたが、コミュニケーションはほとんど問題なし。
書くことに苦手意識がある方が多かったようです。

全体的にコミュニケーション能力が高い。初対面でも積極的に話しかけられる。
この4月の新卒の方は、大学1年生の前期はまだコロナ禍の影響があった方々。
大学の入学式では、保護者はオンライン参加のもの大学が大半でした。
1年の後期から対面の授業が本格化した影響もあり、友だちを作ることやアルバイト
そして旅行など、積極的に外に出て、アクティブに活動できた話を
たくさん聞くことができました。

社会人になるにあたっての基礎スキル(ビジネスマナー関連)は身についている人が多い
ビジネスマナーも登壇しましたが、新人の方々にとっては「既に知っている」内容が多かったため
あまり興味を持つことが出来ない方もいました。
「既に知っていることを教わることに、興味が持てない」は新人の方に限ったことではありません。
しかし、新人研修では「社会人は知識を体現することが必要」と繰り返し伝えました。
学生は知識を得て理解できればOK。社会人は体現できないとOUT。
知識の体現の必要性を、事例を挙げながら受講者に興味を持ってもらうよう、進行しました。
ビジネスマナーの言葉遣いと電話応対については、苦手意識を持つ方が多かったです。

気になったことをひとつ。
新人向けのプレゼンテーション研修では、実際にプレゼンをしてもらいます。
話し方については全体的にとても上手。
一方で、指示された内容に答えていない発表になってしまう方がいました。

例:課題
「あなたが尊敬する人について。その尊敬している人から学んだ事で
今後の仕事に活かしたいことはどのようなことですか」

発表内容「私が尊敬する人は~です。この人は・・・」
そして、尊敬している人のすばらしさを語って終了。
課題にある「今後の仕事に活かしたいこと」が抜けた発表になる。
課題を理解し、答えていない。自分が言いたい事に終始してしまう。
これはベテランでもやってしまいがちです。

「ビジネスで自分の考えを伝える際は、質問を理解して答えることが必須」と
まとめのフィードバックは必ず伝えていました。

今年の新人さんに限ったことでなく、若い人には可能性がたくさんあります。
この可能性に蓋をすることなく、これからもしっかりと支援します。

2023年6月15日
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「自分の改善点を知りたい!」新人たち

2023年の新人研修が落ち着いて、1ヶ月経ちました。

レポートとしては少々遅いのですが、今年の新人の様子について
「これは共有したい!」ことを1点、お伝えいたします。
それは、「自分の改善点を具体的に知りたい新人が、とても多い」ということです。

今回、私が担当した新卒の方々は大卒、院卒の方が大半でした。
この「改善点を知りたい」方々の特徴は
・自分で考え、理論的に説明できる
・仕事に対するモチベーションが高く、成長意欲が強い
・キャリアアップについても真剣に考えている
いわゆる、優秀な層に、「自分のダメな所を知りたい」と望む方が多く見受けられました。

実例として挙げます。
新人向けのプレゼンテーション研修で、私は出来る限り、一人ずつフィードバックを行います。
改善点も伝えられた時の研修後のアンケートには、次のような感想がとても多くありました。

「フィードバックの時に、良い点だけでなく改善点も教えてもらえたのが良かった」

改善点を含めたフィードバックをもらえると、自分の課題が明確になるため、安心できるようです。
(参考:自分の課題が不明瞭だと、人は不安になります)

この「自分のダメな所、改善点を知りたい!」という意見は、2年程前から少しずつ増えていました。
「ほめられるだけでは物足りない」と考える若手が増えているようです。
もちろん、叱られたくない人もいます。

ほめて伸ばす教育を受けてきたのが、最近の若手。自信を持たせるためには、ほめる・承認することは必須です。しかし、彼らは「人間は完璧でない」ことを理解しています。つまり自分を成長させたいならば、「自分のダメな所を知り、改善は必要である」ことをしっかりと認識しています。

今後、理想の上司像には、「自分の改善点をわかりやすく教えてくれる」、さらに「しっかりと叱ってくる」という要素が入ってくるかもしれません。